カブスカウトの活動について

カブスカウトの活動について

ボーイスカウトは、世界各国で行なわれている活動です。この活動を通じ、「奉仕の精神」「野外活動(アウトドア)」 「自然愛護」などを養っていきます。

●カブスカウトとは・・・

カブスカウト活動は、ボーイスカウト運動の一貫した教育の中で「ギャング・エイジ」と呼ばれる児童期中期(小学2年9月-5年8月)の子どもたちを対象とした異年齢グループの教育活動です。

その中でカブスカウト活動は次のように区分されます。

  1. 「うさぎ」の課程——-小学校2年9月から
  2. 「しか」の課程——–小学校3年9月から
  3. 「くま」の課程——–小学校4年9月から

●カブスカウトの教育のねらい

  1. 少年のニーズに合ったカブスカウト活動の目標にかなった活動(プログラム)
  2. この年代の少年の自然な状態に最も近い組織
  3. 保護者との協働により、地域ぐるみで良い環境を作り出していくこと
    児童期における少年たちの発達に応じて、必ず身に付けるとよい特質、すなわち、よい社会人としての基本を習得させ、それを次の段階であるボーイスカウトへつなげていくことを目指します。

●少年たちの自然の状態に最も近い組織とは?

  1. 近所の少年たちの5-6人の集団
  2. 同年齢層(3歳位差のある)の異年齢集団
  3. 同じ服装や持ち物で仲間意識
  4. 仲間の約束と秘密のサイン
  5. 遊びと好奇心・探求心
  6. ボス中心の活動
  7. 決まった集まり場所
  8. 彼らの必要に応じて、適切な援助をしてくれるような理解者としての大人がいる

 以上を大切にした組織です。

●カブスカウトの活動目標

  1. 神 《仏》 をうやまい、自分への責任を認識させる
  2. 自然に親しみ愛護する心を育てる
  3. 小グループのなかで、相互に影響し合う機会を提供する
  4. 所属意識を伸ばし、目的を達成した時の充実感を感じさせる
  5. 自ら考え、判断し、決断する力を養う
  6. 健康と安全について認識させる
  7. 好奇心と冒険心を満足させる
  8. 体の動きを高め、想像力を伸ばす
  9. 体験を通じて学ばせる
  10. フェアプレイの精神と正義感を養う
  11. 愛と感謝の心を育てる

●「やくそく」と「さだめ」

カブスカウトになるには、まず自分に対して「やくそく」をしなければなりません。
そして、カブ隊の 「さだめ」をまもらなければなりません。

 
★カブスカウトの「やくそく」

ぼく(わたくし)は まじめにしっかりやります

カブ隊のさだめをまもります

 
★カブ隊の「さだめ」

  1. カブスカウトはすなおであります
  2. カブスカウトは自分のことを自分でします
  3. カブスカウトはたがいに助け合います
  4. カブスカウトはおさないものをいたわります
  5. カブスカウトはすすんでよいことをします

 
★カブスカウトのモットー

いつも元気

 
★スローガン

日々の善行